・塾の生徒とその父兄、塾の講師に今回の事件を報せる。
まずは一番塾に接している者達に問うことから始めよう。
事件のあらましを説明し、その上で考えてもらう。
洗脳のような事実があったかどうか。
また、塾の教育方針で生徒の成績が落ちたかどうか。
塾に通ってる子供達の性格や人格に悪い影響があったのかどうか。
この辺りをじっくりと考えてもらおう。
思うのだが、やり方が間違ってれば生徒の成績は上がらない。また、彼らの性格や人格も悪い方向に向かって行くはず。そういった事実が無いならば、塾として問題がないことになるはずだ。
にも関わらず洗脳教育などとぬかす週刊朝日は嘘八百を並べていることになる。
・他のメディアに現状を訴える。
週刊朝日の販売数がどんなもんかしらんが、日本全国あちこちで販売されてるならば、その見出しだけでも結構な影響力があると思われる。
だったらばこちらは週刊朝日以外の全ての媒体に現状を訴えよう。
週刊朝日以外の全てのメディア、週刊誌に新聞などなど。特に好意的な記事を書いてくれた読売には。
なんだったら朝日新聞にも頑張ってもらおう。少なくとも電話を入れても問題はなかろう。面白い反応が期待できそうだ。
とにかくあらゆるメディアに訴えよう。
これは想像でしかないのだが、読売の記事に対抗するために週刊朝日が馬鹿な事を書いたのかも知れない。
・ネット・塾内で繰り替えし現状を訴えていく。
世のメディアや報道媒体は簡単に使えないが、自分でなんとかできるこういう空間では常に現状を報せ続ける。
塾内の張り紙や父兄への手紙、ネットにおける現状報告などなど。今もるいネットで週刊朝日の非道を訴えているが、これを今後も継続する。
訴訟を起こすならば、その過程を告げる。
週刊朝日の非を訴え、追求したい点を常に掲げ続ける。
それに対しての週刊朝日の反応を報せ続ける。
反応がないならば「何も言ってこない」事を綴り続ける。
週刊朝日以外のメディアがこの事件をどう取り上げているのかもちゃんと報せる。
謝罪などが紙面にデカデカと掲載されない、見出しにもならない、などという向こうの都合の良い態度をとってきたら、「これで我々の受けた様々な被害が帳消しになると思っているのか」とその非を訴える。
・週刊朝日は自分達の打ち出した「洗脳教育」を繰り返し述べてくるだろう。さも当然であるかの如く。
ならば、こちらは過去の実績という揺るぎ無い事実をもとに、「我々の教育が間違ってるのか、と」訴えていく。週刊朝日以外の全ての人達に。
週刊朝日がデマと嘘による信用失墜を狙ってるならば、無視できない事実をしっかりと出してあげよう。
生徒達の成績の伸びなどをもとに。
余裕があるならば、生徒達のその後の進路などを追跡するのも面白い。もちろん事前に本人の承諾は必要だが、その後のるい塾の生徒達がどのような進路を歩んだのか知れば、他の多くの人達にもるい塾の成果が分かるだろう。
komichiさんのところのコメントをのぞいてみたが、るい塾には32年の歴史があるようで(違ってたらごめん)。それだけの歴史があるならば、既に社会人になってる方々もいるはず。その方々にコメントを求めるのもよいかも。
要点をまとめると、
・もっとも身近な人達に問いかける。そして理解してもらう。
・週刊朝日以外のメディアに現状を訴える
・自分達の意見を自由に表現できる場所で、とにかく現状を報せ続ける。それもこまめに、そしてたくさん。
・虚飾に対しては実像を。デマに対しては実績を。嘘に対しては真相を。向こうが勝手な決めつけでくるならば、それを覆す実像を表に出す。
メディアへの露出が無理でも、塾内やネットではそれが可能。
がんがん出してやろう。
「あの事件どうなったの?」と思わせない。
また、人々の記憶から風化させない。
全てが解決するまで常に訴え続ける。
でないと人は忘れる。
なお、訴える相手は週刊朝日ではない。どうせ週刊朝日は態度を変えないだろう。
だったらば週刊朝日以外の一億二千万の日本人全てに訴える。るい塾が何をしてきたのか、その功績がどれほどのものなのか、父兄からどれほどの評価を得ているのか。それらを訴え、その上で週刊朝日がどんな非道な記事を掲載したのかを訴え続ける。
週刊朝日は報道媒体・報道機関の立場から非の無いはずのるい塾を貶めた。
ならばその週刊朝日の信用性そのものを世間に強く訴えていく。
これらはおそらく誰もが思い付く手段だと思う。そんなものを掲載してもうしわけないとは思うが、俺が思い付くのはこんだけだ。
ともかく、非が一つもないのなら、それどころか誇れる実績を積み重ねて来たのならば、世間にそれをどうどうと公表し、「これが我々の行ってきた実績です。これでも我々を信用できませんか?」と問い続けていこう。
もちろんるい塾も今後引き続きよりよき教育のために頑張ってもらわねばならないが、それを拒絶するつもりはないと信じる。
なので、るい塾は堂々と主張していけばよろしい。
「我々にいかなる非があるのか!」と。
以上、お役に立てば幸い。
しかし思うんだが。
朝日ってのは詰め込み教育に反対の立場じゃなかったっけ?
詰め込みの対極である「自分で考える教育」を訴えてたんじゃなかったっけ?
それを実行しているるい塾になんでこんなコトするのか分からない。
週刊朝日ってのは朝日新聞の系列じゃないのか? それとも名前がかぶってるだけか?
この点は是非朝日に問いかけたい。
俺も実態を知らないから強くは言えないが、るい塾は「生徒の自主性を重んじる教育」を実践してきている、と見受けられる。
るいネットより
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=150733
読売より
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20060223us41.htm
また、かつて主張していたはずの「生徒の自主性を重んじる教育」を実行しているるい塾をなんで攻撃するのか分からない。
記憶違いでないならば、朝日新聞は自分達の理想を実現したかのようなるい塾擁護のために頑張ってもらいたい。そして週刊朝日の非道を総力を挙げて追求して貰いたい。自分達の立場を守るのにだくだくとしている朝日新聞なのだから、それくらいはやってもらいたい。
もっとも、「自主性を重んじる教育」を訴えていたのが朝日新聞ではない他の媒体であるならばこの限りではないが。
最後に読売オンラインの記事が消える前にそれを転載してこのエントリーは終わりにしたい。
役に立ったかどうか分からないが、参考になったら嬉しい。
でも、これ以上は思い付かないからご勘弁を。
浮かんできたら何かを書くかもしれないが・・・・・・。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20060223us41.htmより
>対話がはぐくむ思考力
劇場のような会議室を使って行われた対話型授業。この講座の設置自体がこの会議室で決まった 異年齢の対話を通して思考力を鍛える塾がある。
机が円形に幾重にも並んだ劇場のような会議室で、「国破れて山河在り……」と講師の矢野悟さん(24)が杜甫の「春望」を朗読する。それを子供たちが復唱した後、書き取った。
大阪府で25教室を展開する学習塾「類塾」本部で、11日に行われた「本格コース」の特別講座。新年度に向けたオリエンテーション的な授業だった。コースの目的は柔軟な発想ができる本格的な思考力の養成だ。
90分の授業のうち、最初の30分は聴く力や話す力を伸ばす準備にあてられる。漢詩の書き取りもその一つ。深呼吸の仕方も訓練する。そうして集中力を高めた後、受講者と講師が様々なテーマで対話を進めていく。「環境問題って、どんなものがある?」という問いかけに、「酸性雨」「オゾン層の破壊」「熱帯雨林の減少」と受講生から次々に声が上がった。「じゃあ、酸性雨って、何で起きるんだろう?」と対話は続く。
実は、この日の受講生25人は、小学3年から中学2年までと幅がある。実際の募集対象は、小学4年から高校3年まで。「同世代では出てこない意見を知ることも大切」と年齢差も織り込み済みの授業だ。
対話のテーマは大別して、社会問題と教科につながるものの二つになる。例えば理科だと「燃える」。「燃えているものを消すには水をかけ、温度を下げればよい。しかし、水中でも燃える金属があり、氷点下でも燃える。それは、なぜなのか」。「なぜ?」を追究し、普段考えないようなことを、立ち止まって考える時間を作る。
◎
この授業は週1回で、今年度から設けられた。1年目の受講生は約160人。新年度は約400人に増やす予定でいる。
1975年の開塾以来、公立難関高の進学実績を売り物にしてきた類塾。だが、広報・募集室長の北村浩司さん(45)は「学校の勉強や受験勉強は、現実の社会生活や仕事からかけ離れている。将来、役に立つ本格的な思考力をつけさせたいと考えた」と進学塾らしからぬ説明をする。「塾は、学校の足りない部分を補う所。求められる役割が変わってきた」とも。
若手講師らのプロジェクトチームで議論を重ね、たどりついたのが、対話型授業だった。「思考力は、相手の考えを受け止め、自分の考えを述べる対話によってはぐくまれる」「周りに発信すること自体が思考訓練になる」との考え方だ。
担当講師の安西(やすにし)伸大さん(32)も「自分の考えに反応が返ってくれば、子供たちのやる気が違ってくる」と考える。
しかも、議論そのものは週1回の授業で終わるわけではない。新たな意見や話し合いで生じた疑問は、インターネットの専用サイトに投稿する。こうした文章での投稿にも相手を納得させる対話力が必要だ。サイトは4月から塾外からも閲覧できるようにして、一般の人も巻き込む予定になっている。(関口和哉)
劇場会議 類塾には、専用の会議室を使って全社員が参加する「劇場会議」と呼ぶ最高決議機関がある。社内的なテーマだけではなく、「いじめ」などの社会問題も議題に上る。全員が自由に発言でき、問題意識の共有化や、若手とベテランの意見のすり合わせの場にしているという。「本格コース」も、この会議で設置が決まった。会議は内容によって、社外にも公開している。
(2006年2月23日 読売新聞)
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