話を聞くと、原発の方が安全で、むしろ他の発電方式のほうに疑問を抱くようになった。
まず、火力発電だが、これは原発以上の規模が必要になるとのこと。
また、石油などの資源も必要だし、原油価格上昇の現状では確実に日本にとって負担増加。
更に言うならば、こんな状況で得をするのは、中東産油国だけではなく、日本にとって脅威でしかないロシア(実は大産油国)の利益になるだけ。
むしろロシアに貢献するための原発反対じゃねえのか? と勘ぐる。
原発反対を叫んでるのが左翼がらみの組合とか、左翼団体ばかり、というのも気になるしね。
それに、原発があるからこれまでロシアは日本に石油・天然ガスを売りつける事ができなかった、というのも聞く。
ならばなおさら原発推進するべきだろう。
世界的に見ても原発推進の動きはかわらない。
禁止したのはドイツ・イタリアのみ、とも聞く。今は更に増えてるかもしれないが。
で、ドイツは太陽光発電で世界一だかなんだか、と聞いてるが、その実フランスから電力輸入してるという実情もある。
加えていうなら、フランスの電気は7割以上が原発。ドイツこそ原発の恩恵を受けてる国である。
また、そんなドイツでもいいかげん太陽光に嫌気がさしてる、ていう話しも聞く。
関係があるかどうか分からないが、同じように太陽光を推進してるというスペインでは若年層失業率50%とか。
これはスペインだけの事かもしれんが、まあ、自然エネルギーなんていう不安定な電力に頼ってるならば、産業もおちおち稼働できんわな。
これは日本も同じだが。
で、これはよく言われてる事だろうから聞いてる人も多いだろうけど。
日本の電力における原発の占める割合は30%余り。
そして、日本の電力消費の90%ほどが産業用とのこと。
原発停止で産業の25%余りが停止するという単純な計算ができる。
産業の25%ということは、就労者の25%が職を失うという事であろう。ものすごく単純な考えでは。
こんな事してどうすんの?
更に電力供給停止によってライフラインの維持が難しくなるであろう。
産業、ひいては文明が停滞すれば今まで通りの生活はできなくなる。
良く言われるが、昭和三〇年代にもどるだけ、あるいは江戸時代にもどるだけ、とかいうが、とんdねもない馬鹿げた発言だ。
昭和三〇年代といえば、テレビ・冷蔵庫・洗濯機が普及してきた時代、と記憶している。
今更これ無しの時代に戻れと? どんだけ生活水準落ちるんだよ。そんな生活できるわけないだろ。
冷蔵庫無しでどうやって食料保存するんだ?
洗濯機無しで、お前衣服はどうやって調達するんだ?
江戸時代に戻るなんていうのは、もうばかげた話し。
当時の技術力で養えた人口はおおよそ3000万人。
この水準に戻る、なんていうとなると、現代の東京を中心とした首都圏だけで日本を更生する、という事になる。
あほらしい事この上無い。
そして、維持できない9000万人はどうするんだ?
見殺しか?
本当に馬鹿げている。
何よりばかげているのは、電力があるから、余分の電力があるからこうしてインターネットで個人の意見発信すらできるのである。
電力供給が止まったらこんな事すらできない。
せっかく自由闊達に意見が述べられるようになったというのに、それを放棄したいのだろうか?
そういう事も考えてものをいってもらいたい。
で、原発反対派からは、
「いや、すぐに原発をなくすというわけじゃない、段階的に原発を別の発電にきりかえて……」
という言いくるめが出てくるだろうが、騙されてはいけない。
原発に代わる発電方式なんぞ存在しない。
原発に代わる発電方式なんぞ存在しない。
原発に代わる発電方式なんぞ存在しない。
原発に代わる発電方式なんぞ存在しない。
原発に代わる発電方式なんぞ存在しない。
大事な事なので繰り返してみた。
もしそんなものがあるならとっくに実用化されてるか、少なくともおおいに宣伝されてるだろう。
にも関わらずそれがなされてないのは何故か?
現状で原発以上に効率的な発電方式が存在しないからである。
それとも、段階的にまた火力発電に戻るというのだろうか?
なんでわざわざ石油輸入のコストをあげねばならないのかさっぱりわからない。石油が天然ガスでも同じこと。
放射能という恐怖を使って火力発電をさせたいのかもしれん。
それを言うなら、
「石炭も放射線を発してる」
という事をあえてつげておこう。
それに、核廃棄物問題をとりあげるならば、火力発電所からだって公害物質が出ている事も同時に述べてもらいたい。いくら公害物質除去技術が進んでるといってもだ。
結局原発反対なんてのは、日本衰退を求める連中の願いでしかないのだろう。
放射能への恐怖しかもたず、正しい知識のない一般人を扇動しての。
バカバカしい事この上無い。
少しは科学的な知識をもってもらいたい、と言いたいところ。
特に科学を声高に言い張る左翼陣営は。
そんな科学万能主義と思える左翼が、科学の粋である原発反対をとなえるなど滑稽以外のなんであるのか。矛盾もはなはだしいとしか思えない。
以上、色々書き殴ってみた。
たぶん文句いっぱいあるんだろうなあ。
まあ、表示しないからいいけど。
<追記>
左翼とは科学を信仰する……といったら言葉が悪いが、この進歩と発展を大事にしてるのではなかっただろうか。
それが昨年の震災と原発についてはなぜか態度を真逆にしてるように思えてならない。
放射能がどれほど危険なのか。
どの段階から危険になるのか。
その与える影響はどれほどなのか。
こういった事をしっかり調べてものを言うのが『科学的』というものではないだろうか。
この一年、原発反対を唱えるいわゆる左翼というのを見ていると、本当にそんな姿勢があるのか、と疑問を抱く他ない。
原発事故にしろ放射能漏れにしろ、その実例は悲しい事にそれなりにある。
広島・長崎の原爆もそうだし、チェルノブイリもそうだし。アメリカのスリーマイルもそうだろう。
で、それらの結果、どういった結果が出たのだろうか?
放射能汚染による人体への影響はどれほどあったのだろうか?
具体的な数字として、どれほどの範囲にいた人々が何人影響を受けたのか。
そういった事をしっかり提示した原発反対派は、ことに左翼はいたのだろうか?
俺が知らないだけでそういう人もいるかもしれんが、寡聞にして聞いた事が無い。
仮初めにも科学を絶対視し、対極となるであろう宗教・迷信を否定するならば、それなりの態度を示してもらいたいもの。
また、電力がなければ、ライフラインが止まる。
その結果、様々な分野で停滞・衰退が発生するのは容易に想像がつくこと。
結果として、原発が無い場合には放射能被害以上の影響を日本国内に与えるであろう。
それは既に述べたとおり、産業の25%が停止するという予想からも明かかと。
これによる被害を、労働者25%が失業、としか書かなかったが、更に付け加える。
まず失業が増えるのは言うに及ばないが、それ以外にも製造される製品・商品が減る、という事もあげておきたい。
これによる物資不足は石油ショックの比ではないだろう。何せ実際に生産される物品がなくなるのだから。
単に個人の居宅で「停電したって大丈夫、それくらい乗り切れる」という事には留まらない。
その生活を支える物品が激減するのだ。
それがどの程度の影響を及ぼすのか想像するのも怖いが。
もの凄く単純に考えて、スーパーに置いてある工業製品の大半が消えるのではなかろうか。食品以外の製品である。
そういう事を予想した事があるのだろうか、原発反対派は。
書き漏らしていたのであらためてこの二点を追記しておく。
それにしても。
こんな更新なんか全然しないブログに結構な数の人が閲覧にきてくれている。
ありがたい事だ。
書いてる事に賛同する人がいないとしても。